治療時間とその効果との関係
2020/09/11

上田
馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進

roo
健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉

roo
治療時間と治療効果に因果関係はありますか?

上田
治療時間が長いほうが効果があるとか?

roo
ええ

上田
関係ある場合と関係ない場合があるよ

roo
例えば?

上田
例えば、骨格の歪みが症状の原因だったとするでしょ?本当にそうなのかは、さておいて

roo
はい

上田
この場合、歪みがなくなれば症状が緩和されるということになるわけだから、施術する時間は関係ないよね

roo
そうですね。数秒でも可能かもしれないですね

上田
「気血の流れが悪い」という場合、気血が滞りなく流れる必要がある。そのために鍼灸をするんだけど、治療時間が長いほど効果があるわけではないよ

roo
なるほど

上田
多くの研究から置鍼は10分以上やっても差はない、ということがわかっているんだ

roo
逆に言えば10分は必要ということですね

上田
そういうことになるね。状況によるけど、鍼灸はたくさんの方法があるんだ

roo
はい

上田
心因性の痛みや症状-これはとても多いと考えられているんだけど-の場合、ある程度時間は長いほうが効果が高いといった話がある

roo
歪んだ骨格を治すのとは違う?

上田
自律神経の状態を良くしたり、痛みの閾値を上げる(正常に戻す)ためには、脳が「心地よい」と感じることが重要なんだ。たとえその治療法が痛みを伴うようなものだったとしても、それを心地のよいものとして前向きに捉えられるかどうかがカギになるよ

roo
そのためには相応の時間が必要であると

上田
そういうこと。もちろん丁度いい時間というものがあって、長ければいいということではないし、組織のダメージが大きすぎる刺激はよくない

roo
わかります。長ければいいわけでも、短ければいいわけでもない。また刺激が強ければいいというわけでもない

上田
マッサージは体に対してだけではなく、むしろそういった脳やこころに対してのものとしての意味が大きい

roo
自分の体(こころも)が何を必要としているかによる、ということですね

上田
そういうことです
睡眠は質量ともに大切です。
必要とされる睡眠時間を確保する必要がありますが、
長ければよいというものではありません。