托天按地
掌に天をのせ、大地を按(おさ)えます。
脇腹が固くなることを胸脇苦満といい、肝の気の滞りによって生じます。
肝気の鬱滞を解消するため必要なのが「疏肝理気」。
脇を伸ばすことで、肝気の流れをスムーズにしましょう。
上の掌で天の気を、下の掌で地の気をいただくようなイメージで行います。
少しでもいいから一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。
掌に天をのせ、大地を按(おさ)えます。
脇腹が固くなることを胸脇苦満といい、肝の気の滞りによって生じます。
肝気の鬱滞を解消するため必要なのが「疏肝理気」。
脇を伸ばすことで、肝気の流れをスムーズにしましょう。
上の掌で天の気を、下の掌で地の気をいただくようなイメージで行います。
少しでもいいから一日のうちで、心が落ち着く時間をつくりましょう。
腕を前後に振るだけです。
前に上げた手がその重さで戻ってくるよう、力を抜いて行います。
できるだけ頭を「ぼーっ」とさせながらできるといいですね。
単純な動作を続けることでα波が出やすく、
セロトニンも分泌されます。
10分でも、20分でも、好きなだけ。
アイソメトリックとは、筋線維の長さは変わらないまま、筋力を発揮するトレーニングのことです。等尺性筋収縮といいます。
1回に6秒。数セット行うのもよいでしょう。
24式太極拳の楼膝拗歩を定歩で行います。
相手の攻撃を払い、掌を打つ動きです。
呼吸は鼻で吐き鼻で吸います。
太極拳の套路は多くの式(型)からできていますが、
一つの式だけを行っても、もちろん構いません。
3分、5分、10分と行えば、セロトニンも分泌されます。
24式太極拳の「単鞭」を切り取ったものです。
足を前後に開き、
両腕を上げた単鞭の定式(動きの最後の姿勢)で立ちます。
横に上げた手は5本の指を合わせて「鉤手」にします。
前の手の中指の先、横の手(鉤手)の指先が、
ともに鼻の高さになるようにします。
この体勢で立ち続けます。
禅には、立禅、坐禅、臥禅があり、この単鞭禅は立禅です。
一日のうちで短くてもいいので、心が落ち着く時間をつくりましょう。