季節性うつのおはなし
上田
馬込沢うえだ鍼灸院院長
鍼灸でみんなを幸せにしたいと
日々精進
roo
健康に興味のあるネコ
出身地:千葉
好きな食べ物:肉
roo
秋ですね
上田
秋だね
roo
秋は食べ物が美味しい。いつでも美味しいけど
上田
それはよかった
roo
秋は夜もよく眠れる。いつでも眠れるけど
上田
そういう人ばかりじゃないよ
roo
えっ、そうなんですか?
上田
秋に体調を崩す人は意外と多いよ
roo
ふーん。涼しいのに
上田
涼しい日もあるけど、まだ暑い日もある。昼と夜の寒暖の差が激しいし台風も来る。季節の変わり目だね
roo
はい
上田
季節の変化に自律神経がうまく順応できなくて心身に不調をきたす
roo
自律神経に大きな負担がかかるんですね
上田
陰陽でいえば、春夏が陽で秋冬は陰だね
roo
陰と陽を繰り返しながら季節は巡るんですよね
上田
春から夏、もしくは秋から冬というのは陰と陽の入れ替わりがないでしょ。でも夏から秋、冬から春は陰と陽が入れ替わる。この時期に体調がすぐれないという人は少なくないんだ
roo
にゃるほど
上田
それに夏が過ぎると日照時間が短くなるし、気温も下がる
roo
秋の夜長、冬は寒い
上田
だから秋冬に体調がよくないという人は冷え症であることが多いんだ
roo
冷え症が悪化するといろいろな症状がでるんですよね
上田
体の不調もあれば心の不調もあって、季節性のうつ病というのもあるよ。うつ病になるといろいろなことが楽しくなくなってしまう
roo
せっかくいい季節なのに、もったいないですね。どうしたらいいですか?
上田
規則正しい生活をこころがける。これに間違いはないけれど・・・、
roo
でも、うつの人はそれができない
上田
できることをコツコツやるしかないね。なるべく太陽光を浴びたほうがいいね
roo
日光浴は気持ちいいしですしね
上田
太陽の光を浴びると体内でビタミンDがつくられるんだけど、このビタミンDが不足するとうつ病になりやすいということがわかってきているんだ
roo
日光浴は単に気持ちがいいだけではないんですね
上田
北欧の国の自殺率が高いのは、日照時間の短さが大きな要因の一つといわれているね
roo
太陽の光を浴びることは大事なんですね。どれくらい浴びればいいですか
上田
目標は一日に肌に直接10分程度。肌総面積の40%。秋冬は難しいかもしれないね
roo
衣服の上からではダメなんですね
上田
そうだね。それから大切なのは体を冷やさないこと。冷えると気や血、津液(水)の巡りが悪くなるね
roo
巡りが悪いとココロやカラダが滋養されない
上田
気・血・津液を巡らせるためには少しでも運動したほうがいいね。歩くだけでもいい
roo
運動すれば体も温まりますしね
上田
そうだね
roo
ポイントは太陽の光を浴びることと、体を温めることですね
上田
それができなければ次のステップに行くことは難しいよ
roo
一歩一歩、ですね
うつには、疲れやすい、頭が重い、眠れない、月経不順、腰痛、肩こりなどの体に現れる症状
もあれば、気持ちが晴れ晴れしない、気が滅入る、イライラする、心が不安定になる、
涙もろくなる、億劫になる、将来に希望が持てない、意欲の低下などの心の症状もあります。
状況をよくするために、太陽光を浴びる、歩くといったことが役立ちます。
最初は思い通りにできないかもしれませんが、
調子のいいときを見計らってぜひ行いたいものです。
noteうつ
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