無理をし過ぎないこと

ストレッチやトレーニングは、そもそも体にある程度の負担をかける行為だよ

筋力、持久力、柔軟性、平衡性、敏捷性、パワー、協調性、の７つある「体力」のすべてがそうだよ。ストレッチはおもに柔軟性を高めるためのものだね

使わなければ能力は落ちるよ。ストレッチをしなければ柔軟性は低下する

戸の枢（くるる）は動かしていればさびつくことはない、と養生訓を著した貝原益軒も言っているよ

関節は動かすためにあるからね。ストレッチはケガの予防や、受傷後のリハビリとしても行われる

無理をしなければ、絶対にやってはいけないストレッチというのはないよ

適したストレッチもしくはやってはいけないストレッチは人によって同じではないからね

とくにリハビリや症状をよくしようとするためのストレッチは、自分のペースでやることが大切だね

一つの基準となるのが「痛み」だよ

そのとき痛くなくても、後から痛くなることもあるから体調をよく見極めて。次の日になって、痛みがひどくなっていなかったら大丈夫。そうやって少しずつ負荷を増やしていくといいね。もし痛みがでるようだったら、ちょっとがんばり過ぎかもしれないね

同じストレッチでも、負荷の調節によって変わるからね

まったく無理というなら、それはまだやるべきときじゃないけど、加減すればできることもあるでしょう

ケガや病気の予防、症状改善のためにうまくストレッチを利用してほしいね。